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STS-114ミッションとは ミッション内容やスケジュール、船外活動についてお伝えします。
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材料曝露実験装置5(MISSE-5)

最終更新日:2005年4月26日

写真:クリックすると拡大します
MISSE-5
(写真提供:NASA)

材料曝露実験装置(Materials ISS Experiment: MISSE)は、スーツケース形状の容器(Passive Experiment Container: PEC)内に設置されており、設置後、ふたを開いて材料試験の曝露を開始します。それにより、様々なサンプル素材(塗料などのコーティング材、潤滑材、太陽電池、光学部品、大型のアンテナやソーラーセイルに使うための膜材料など)をISSの船外に設置でき、材料を劣化させる紫外線や原子状酸素に曝して、宇宙空間での使用に適した丈夫な材料を探すためのものです。また、今回の新しい材料曝露実験装置5(MISSE-5)は、太陽電池セルの評価や、アマチュア無線通信に使われます。MISSE-5の設置は、野口宇宙飛行士がひとりで担当する予定です。MISSE-5は、多目的補給モジュール(MPLM)に搭載され打上げられます。

当初、MISSE-3、-4を設置する予定でしたが、コロンビア号事故の影響でスペースシャトルの打上げが遅れたため、MISSE-5を先に設置することになりました。MISSE-3、-4は、STS-114の次のフライトであるSTS-121で設置される予定です。

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