クルー
最終更新日:2005年9月1日
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写真提供:NASA |
野口宇宙飛行士はじめ、7名の宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)の将来を担います。
船長(Commander)
アイリーン・コリンズ(Eileen Collins)
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写真提供:NASA |
1956年11月19日ニューヨーク州生まれ。
米空軍大佐。実験運用・宇宙システム管理の分野で修士号を取得。1979~1990年まで米空軍パイロットとして活躍、30種類の飛行機を乗りこなし、飛行時間の合計は5000時間以上。
現在一男一女の母。1991年に宇宙飛行士に認定される。ミールと初めてランデブーを行ったSTS-63(1995年2月)で女性初のパイロットとして飛行。スペースシャトルがミールにドッキングする6度目のミッションとなったSTS-84(1997年5月)でパイロット、チャンドラX線天体望遠鏡を放出したSTS-93(1999年7月)で女性初のコマンダーとして飛行。宇宙滞在時間は合計537時間にのぼる。
STS-114は4回目のフライト。
NASA Astronaut Biographies
パイロット(Pilot)
ジェームス・ケリー(James Kelly)
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写真提供:NASA |
1964年5月14日 アイオワ州生まれ。
航空宇宙工学修士、米空軍大佐。1996年4月にNASA宇宙飛行士として選抜され、2年後にパイロット宇宙飛行士として認定された。第2次ISS滞在クルーが乗船し、第1次ISS滞在クルーが帰還したSTS-102(5A.1、2001年3月)でパイロットとして飛行。宇宙滞在時間は307時間。
STS-114は2回目のフライト。
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ミッション・スペシャリスト(MS1)
野口 聡一(のぐちそういち)
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写真提供:NASA.JAXA |
JAXA宇宙飛行士。
1965年、神奈川県横浜市生まれ。
1989年3月東京大学工学部航空学科卒業。
1991年3月同大学院工学系研究科航空学専攻修士課程修了。
1991年4月石川島播磨重工業(株)に入社、航空宇宙事業本部技術開発事業部研究開発空力グループに所属の後、国際宇宙ステーションの組立・運用に参加するミッションスペシャリスト候補者として1996年6月、宇宙開発事業団入社。 1996年8月より米国航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターなどにて実施されるMS基礎訓練コースに参加し、1998年4月にMSの資格を取得した。
1998年7月から8月9日にかけてロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターにて体験調査を行い、同年8月から引き続きNASA MS訓練を実施、および「きぼう」日本実験棟開発支援業務に携わっている。
STS-114は初フライト。
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ミッション・スペシャリスト(MS2)
スティーブン・ロビンソン(Stephen Robinson)
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写真提供:NASA |
1955年10月26日 カリフォルニア州生まれ。
機械工学博士。1994年12月にNASA宇宙飛行士として選抜され、1年後に宇宙飛行士として認定された。日本初の宇宙ロボットアーム(MFD)の飛行実証試験を行ったSTS-85(1997年8月)でミッションスペシャリスト、向井千秋宇宙飛行士の2度目の宇宙飛行となったSTS-95(1998年10~11月)でペイロード・コマンダーとして飛行。宇宙滞在時間は合計497時間。ISS第4次長期滞在クルーのバックアップクルーでもあった。
STS-114は3回目のフライト。
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ミッション・スペシャリスト(MS3)
アンドリュー・トーマス(Andrew Thomas)
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写真提供:NASA |
1951年12月18日 オーストラリアのアデレード生まれ。
機械工学博士。1992年3月にNASA宇宙飛行士として選抜され、1993年8月に宇宙飛行士として認定された。STS-77(1996年5月)でペイロードコマンダー(ミッションスペシャリスト)として初飛行、ミールとドッキングしたSTS-89(1998年1月)でミールに運ばれて、ミールに130日間滞在した後、STS-91で帰還。
8回目のISS組立ミッションであったSTS-102(5A.1、2001年3月)では1回のEVAを実施。宇宙滞在記録161日間を有する。STS-114は4回目のフライト。EVA時の船内での指揮を担当。
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ミッション・スペシャリスト(MS4)
ウェンディー・ローレンス(Wendy Lawrence)
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写真提供:NASA |
1959年7月2日 フロリダ州生まれ。米海軍大佐。米海軍のヘリコプター・パイロットとして活躍。
1992年3月にNASA宇宙飛行士として選抜され、1993年8月に宇宙飛行士として認定された。STS-67(1995年3月:ASTRO-2ミッション)でミッションスペシャリストとして初飛行。1996年9月からはミールでの滞在クルーとしての訓練を受けていたが、1997年7月に予備クルーと交代した。ミールとドッキングしたSTS-86(1997年9月)、STS-91(1998年6月)と2回のミールミッションを経験。STS-114は4回目のフライト。ISSのロボットアームの操作、補給物資の運搬管理を担当。
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ミッション・スペシャリスト(MS5)
チャールズ・カマーダ(Charles Camarda)
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写真提供:NASA |
1952年5月8日 ニューヨーク生まれ。航空宇宙工学博士。
大学卒業後にNASAラングレー研究センターに入所。シャトルの翼前縁をヒートパイプで冷却する実現可能性の研究や高温風洞を使用しての空力加熱研究に携わったほか、各種宇宙往還機の熱構造システムの研究開発に従事。1996年に宇宙飛行士として選抜され、その2年後に宇宙飛行士として認定された。第8次長期滞在クルーの予備クルーとしての訓練経験も有する。STS-114は初フライト。シャトルのロボットアームの操作を担当。
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