STS-114 NASAステータスレポート #22
米国中部夏時間2005年8月6日午前0時30分 宇宙で1週間以上共に暮らしたスペースシャトル「ディスカバリー号」と国際宇宙ステーション(ISS)滞在クルーは今夜お別れをします。 米国中部夏時間8月5日午後11時36分(日本時間8月6日午後1時36分)にお別れのセレモニーを行った後、ディスカバリー号とISSの間のハッチは同8月6日午前0時14分(同8月6日午後2時14分)に閉じられました。ディスカバリー号のドッキング解除は、同午前2時24分(同午後4時24分)に予定されています。 同8月5日午後9時9分(同8月6日午前11時9分)の起床時には、「The Air Force Song」が流れました。この曲はコマンダーのアイリーン・コリンズが米国空軍大佐であるパイロットのジェームス・ケリーのために頼んだものです。ISSの第11次長期滞在クルーのセルゲイ・クリカレフとジョン・フィリップスはそれより30分遅く起床しました。 ディスカバリー号がISSから離れた後、スペースシャトルのクルーがISSの写真撮影を行えるようにするため、スペースシャトルはケリーの操縦でISSの周囲を約400フィート(約122m)の距離を保ったまま飛行する予定です。 同午前2時54分(同午後4時54分)に周回飛行(flyaround maneuver)を始め、同午前4時9分(同午後6時9分)にディスカバリー号はエンジンを噴射して、ISSからの最終離脱を始める予定です。 その日のほとんどの残り時間は、ディスカバリー号とISS長期滞在クルーの自由時間になります。 コリンズ、ケリー、ミッション・スペシャリストのスティーブン・ロビンソン、野口聡一、アンドリュー・トーマス、ウェンディー・ローレンス、そしてチャールズ・カマーダからなるディスカバリー号クルーは、同8月6日午前11時39分(同8月7日午前1時39分)に就寝する予定です。 これから毎日の作業時間を徐々に通常の時間に戻していくISS長期滞在クルーは、同8月6日午後1時09分(同8月7日午前3時09分)に就寝する予定です。 次回の STS-114ミッションステータスレポートは8月6日夕方、または新規イベントがあれば発行する予定です。 出典:http://www.nasa.gov/returntoflight/news/STS-114-22.html *併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。 最終更新日:2005年8月6日
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