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STS-114 NASAステータスレポート #20

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米国中部夏時間2005年8月4日午後11時45分
日本時間2005年8月5日午後1時45分
ステータスレポート: STS-114-20

3回の船外活動を成功させ、ミッションの第11日目に入るディスカバリー号のSTS-114クルーは、国際宇宙ステーション(ISS)からの分離に向けての準備と、ISS滞在クルーと過ごす最後の日を始めます。今日の作業は最後の機材移送や、ロボットアームとセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)、多目的補給モジュール(Multi Purpose Logistic Module: MPLM)をスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に戻し、収納することが含まれます。

米国中部夏時間8月4日午後9時15分(日本時間8月5日午前11時15分)の起床時には、「Anchors Aweigh(錨を上げて)」が流れました。この曲はコマンダーのアイリーン・コリンズがミッション・スペシャリストのウェンディ・ローレンスのために頼んだものです。ISSの第11次長期滞在クルーのセルゲイ・クリカレフとジョン・フィリップスはそれより30分遅く起床しました。

本日最初の作業は、「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)をディスカバリー号の貨物室に戻す準備です。多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistics Module: MPLM)は飛行4日目にディスカバリー号から取り出されて、ISSに結合され、中の荷物が運び出されていました。ディスカバリー号とMPLMには、現在、7,055ポンド(約3,200 kg)の不要になった機材やゴミが地上に回収されるために積み込まれています。

本日後半にはパイロットのジェームス・ケリーとローレンスが「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を操作して、ISSからラファエロを外し、同8月5日午前6時34分(同8月5日午後8時34分)頃にディスカバリー号の貨物室の中にゆっくりと戻す予定です。その次に、ミッション・スペシャリストのチャールズ・カマーダとアンドリュー・トーマスが作業に加わり、4人はOBSSを地上へ持ち帰るために、ペイロードベイの固定位置へスペースシャトルのロボットアームを使って戻す予定です。

軌道上のクルー達は、1日がかりでディスカバリー号のミッドデッキへの機材の収納作業や切り離しに向けての準備を行う予定です。この準備には、ミッション・スペシャリストの野口宇宙飛行士とスティーブン・ロビンソン、トーマスが行う宇宙服の最終的な状態への変更作業と収納作業も含まれます。

両方のクルーは、8月6日早朝のハッチ閉鎖と、ISSからの切り離しに備えて、同8月5日午後1時09分(同8月6日午前3時09分)に就寝する予定です。

次回のSTS-114ミッションステータスレポートは8月5日、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/returntoflight/news/STS-114-20.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年8月6日

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