宇宙文化
最終更新日:2006年4月19日
~人文社会科学的観点からの研究~
人類は宇宙に飛び出してみて、初めて自分が生まれ、生活している地球をその目で見ることができ、自分たちを客観的に見るようになりました。「宇宙船地球号」という概念の誕生です。
「地球は青かった」
「そこには国境はなかった」
宇宙に飛び出した人は、国境のない地球、暗黒の中に青く輝く姿、を目の当たりにし、それから発せられた言葉の中には、人類全体で共有すべき新たな地球観や、人類の目指すべき方向性についての鍵があるかもしれません。
この様な視点を持ち得た我々人類は、これらをどのように活用し、何を考え、我々の子孫に何を残していくべきでしょうか?
JAXAは、その答えをみつけるために、人類初の国際協力による有人宇宙施設(ISS)を利用した人文社会科学的・文化的活動を考え、進めています。
STS-114ミッションで実施した人文社会科学的ミッション