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射点へ戻るディスカバリー号

最終更新日:2005年6月16日

スペースシャトル「ディスカバリー号」はスペースシャトル組立棟(Vehicle Assembly Building: VAB)から日本時間6月15日午後2時58分(米国東部夏時間6月15午前1時58分)に移動を開始し、約10時間後の6月16日午前1時17分(同6月15日午後0時17分)に39B射点へ到着しました。

ディスカバリー号は、米国東部夏時間4月6日に一度射点へ移動しましたが、改良された外部燃料タンク(External Tank: ET-121)に交換するためVABへ戻されていました。ET-121には、ET-120の充填テストの際に発見された問題の対策がされています。また、ディスカバリー号のメインエンジンへ液体酸素を運ぶパイプラインの一部に、氷や霜の形成を最小限に抑えるためのヒータが、取り付けられています。

今後、ディスカバリー号は、打上げに向けて最終整備や試験が行われます。

写真提供:NASA
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