2005年8月1日 フライトデイ(FD)7 第2回船外活動最終更新日:2005年8月2日 第2回船外活動は、日本時間8月1日午後5時42分(米国中部夏時間8月1日午前3時42分)に開始され、Z1トラスにあるISSの姿勢を制御する4基のコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyros: CMG)の内、故障しているCMG1の交換を行ないました。 まず、野口宇宙飛行士とロビンソン宇宙飛行士は、4基のCMGが設置されているISSのZ1トラスへ移動し、故障しているCMG1を取り外しました。その後、野口宇宙飛行士は、取り外したCMG1をディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)へ運びました。 次に、ペイロードベイ内に搭載されている新しいCMGを取り外し、故障したCMGを新しいCMGが搭載されていた場所に固定しました。そして、新しいCMGを野口宇宙飛行士がZ1トラスまで運び、取り付け作業が行われました。 第2回船外活動は日本時間8月2日午前0時56分(米国中部夏時間8月1日午前10時56分)に終了しました。船外活動時間は7時間14分でした。 また、STS-114のクルーはISS長期滞在クルーと共に、ISSから多目的補給モジュール(MPLM)で地上へ持ち帰る機器や不用品の移送を行いました。 本日の野口宇宙飛行士野口宇宙飛行士はCMG1の交換で、ディスカバリー号のパイロットのジェームス・ケリーとミッション・スペシャリストのウェンディー・ローレンスが操作するカナダアーム2の先端に足を固定し、約272kgあるCMGを持ったままZ1トラスとペイロードベイ(貨物室)の間を移動しました。 本日の野口宇宙飛行士の食事(予定)
出典:http://www.nasa.gov/pdf/121994main_menu_noguchi.pdf ウェイクアップコール STS-114のクルーは、日本時間8月1日午後0時09分(米国中部夏時間7月31日午後10時09分)に、ミッション・スペシャリストのスティーブン・ロビンソンのためにかけられたダイアー・ストレイツの「Walk of Life」という曲で起床しました。
写真提供:NASA
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