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2005年7月29日 フライトデイ(FD)4

最終更新日:2005年7月30日

ディスカバリー号と国際宇宙ステーション(ISS)との共同作業の初日は、多目的補給モジュール(MPLM)をディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)から取り出し、ISSの「ユニティ」(結合モジュール1)の地球側に取り付けることから始まりました。MPLMが取り付けられると、その中から積荷をISSに移送する作業が開始されました。

また、ディスカバリー号の熱防護システムに対する検査を、スペースシャトルのロボットアームと検査用延長ブーム(OBSS)を使って行いました。現在のところ重大な損傷は見つかっておりません。

本日の野口宇宙飛行士

野口宇宙飛行士は、ロビンソン宇宙飛行士と共に、第1回船外活動に向けた準備として、手順書の確認やSAFER(Simpleifield Aid For EVA Rescue)と呼ばれるセルフレスキュー用推進装置の検査を行いました。

今回の船外活動はディスカバリー号のエアロックから船外に出るため、ディスカバリー号とISS間のハッチが閉ざされ、ディスカバリー号の船内気圧を約0.7気圧(10.2psi) に下げました。船外活動用宇宙服の中は0.27気圧の純酸素になっているため、段階的に減圧することで低圧環境に慣れるためです。

船外活動の準備作業(プリブリーズ)については、こちらも参考にご覧ください。

本日の野口宇宙飛行士の食事(予定)

朝食 昼食 夕食
乾燥洋なし(IM)
お吸い物(FF)
ブランチェックス(シリアル)(R)
ホワイトチョコストロベリー(FF)
オレンジ-マンゴ・ドリンク(B)
ココア(B)
ビーフストロガノフ&パスタ(R)
ラーメン(FF)
シーフードチャウダー(R)
アーモンド(NF)
レモンティー(B)
照り焼きチキン(R)
カレー(FF)
白飯(FF)
トルティーヤ(FF)
タピオカプリン(T)
パイナップル・ドリンク(B)
抹茶(砂糖入り)(FF)

出典:http://www.nasa.gov/pdf/121994main_menu_noguchi.pdf
I:放射線照射殺菌済み IM:半乾燥状態 R:(温)水を加えて調理する NF:自然状態でパック B:飲み物 FF:生鮮 T:加熱処理

ウェイクアップコール

STS-114のクルーは、日本時間29日午後0時39分(米国中部夏時間7月28日午後10時39分)に、パイロットのジム・ケリーのためにかけられた曲である、U2の「Vertigo」で起床しました。

*1 ウェイクアップコール
このウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。

 

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写真提供:NASA
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