7月26日を打上げ目標
最終更新日:2005年7月21日
NASAは、延期されていたスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げに関し、日本時間の今朝の記者会見において、以下の発表を行いました。
- 現在行っている常温での外部燃料タンクのセンサ系統に係る試験に異常が見出されなければ、最終打上準備作業(カウントダウン)を現地時間7月23日から開始し、実際の燃料の充填を行い、その状態でセンサ系統の点検を行う。
- その結果、センサ系統の機能が十分確保されることが確認されれば、日本時間 7月26日午後11時
39分(米国東部夏時間7月26日午前10時39分)に打ち上げる。
* 外部燃料タンクのセンサ(液体水素枯渇センサ)は、外部燃料タンクの液体水素タンクの底部に取り付けられており、液体水素が無くなりそうになるとメインエンジンを停止させる信号がでる仕組みになっています。
このシステムは当初の打上げ予定日だった日本時間7月14日の打上げ直前の点検時に問題が見つけられ、ディスカバリー号の打上げを延期する原因になっていました。