打上げ延期
最終更新日:2005年7月14日
NASAは、スペースシャトル・ディスカバリー号(STS-114)の打上げを、予定されていた日本時間7月14日午前4時51分(米国東部夏時間7月13日午後3時51分)から延期することを発表しました。
NASAによれば、外部燃料タンクの液体水素タンク内にある液体水素枯渇センサ*(Engine Cut Off
Sensor: ECOセンサ)4個のうちひとつに問題が発生したことによるものです。現在、NASAにおいて原因究明中です。
なお、次の打上げ予定日は日本時間7月17日(米国時間7月16日)以降とのことです。
* 液体水素枯渇センサ(Engine Cut Off Sensor:
ECOセンサ):
液体水素タンクの底部に4つあり、液体水素がほぼ空になったことを感知するセンサです。枯渇を感知するとメインエンジンへの燃料供給を停止します。センサに異常があると所定の軌道に到達する前にメインエンジンが停止する可能性があります。