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ターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト(TCDT)

最終更新日:2005年5月23日

ビデオ
ターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト
Real Video [2分00秒]
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STS-114のクルーは、ケネディ宇宙センターで行われたターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト(Terminal Countdown Demonstration Test: TCDT)に参加しました。

TCDTは、宇宙飛行士と地上要員が打上げ当日の作業を前もって確認するために射場で実施するリハーサルです。打上げ3時間前から仮想のカウントダウンを行い、打上げ直前でメインエンジンを停止して終了しました。また、クルーは緊急脱出訓練を行いました。

TCDT1日目(日本時間5月2日(米国時間5月1日))
TCDT2日目(日本時間5月3日(米国時間5月2日))

STS-114のクルーは、日本時間5月2日午前9時(米国東部夏時間5月1日午後8時)過ぎに、ケネディ宇宙センターのシャトル着陸施設(Shuttle Landing Facility: SLF)に到着しました。
SLFの滑走路で行われた記者会見で、船長のアイリーン・コリンズ宇宙飛行士は、7月に打上げが延期されたことについて、正しい判断を行ったと信じていると述べました。

翌日は、避難訓練の一環としてM113装甲兵員輸送車の走行訓練を行いました。
打上げ前に避難しなければならないようなトラブルがあった場合、スペースシャトル内から脱出したクルーは、バスケットに乗りワイヤーをつたって地上まで避難した後、M113に乗って射点から遠ざかり、その後、ヘリコプターで安全な場所まで避難することになっています。

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写真提供:NASA

【コラム】
走行訓練に使用したM113には、歴代のシャトルミッションパッチが貼ってあります。このM113に乗って訓練を行ったクルーが記念に貼ったものです。今回もSTS-114ミッションパッチが船長のアイリーン・コリンズ宇宙飛行士によって貼られました。

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写真提供:NASA

TCDT3日目(日本時間5月4日(米国時間5月3日))

TCDT3日目は、射点での消火訓練や、脱出用スライドワイヤーバスケットの操作方法などの訓練を行いました。
訓練に先駆けて、スライドワイヤーバスケットの着地点であるバンカーで記者会見が行われました。野口宇宙飛行士は、プレスからの質問に対して英語と日本語で答えました。

野口宇宙飛行士への質疑要旨:

Q:打上げ延期について
A:延期は妥当な判断だと思います。 2ヶ月間の余力が与えられたので、この余力を使って、訓練を更に高めていきたいと思っています。船外活動(EVA)に関しては、インストラクターとクルーとフライトコントローラなどのコミュニケーションを良くするための時間を持ちたいと思います。それに加えて、新しい補修に関するテクニックを見る時間があるかなと期待しています。

Q:TCDTについて
A:TCDTは、前回はコロンビア事故の1週間後に予定されていて残念ながら経験できなかったので、今回ここに来れたことを非常に嬉しく思っています。 昨日は例えば、タンク(M113)に乗って緊急脱出の訓練をしたり、この後緊急脱出のバスケットに乗ったりするので、そういうここでしか味わえない訓練があるのが非常に楽しみです。

Q:打上げが延期されたことで焦りは無いか
A:焦りは無いですね。余裕ができたことでむしろ自分がやりたかったトレーニングを追加できるということで、今は余裕を持って当たっています。足かけ5年近くという非常に長いトレーニングになっていますので、いかに最後まで平常心を保てるかということがポイントだと思っています。

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写真提供:NASA

TCDT4日目(日本時間5月4~5日(米国時間5月4日))

ビデオ
ターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト
Real Video [15分19秒]
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本日は、TCDTの最終日でリハーサルのハイライトです。クルーは打上げ当日のタイムラインに沿って、日本時間5月4日午後7時5分(米国東部夏時間5月4日午前6時5分)に起床しました。
クルーはオレンジスーツ*1を身に着け、同5月4日午後8時45分(同5月4日午前7時45分)にアストロバン*2に乗り込み射点に向かって出発し、同5月4日午後9時(同5月4日午前8時)過ぎに、発射台のディスカバリー号に乗り込み始めました。
クルー、地上要員共に、実際と同じようにカウントダウン作業を開始し、同5月5日午前0時00分(同5月4日午前11時00分)、打上げ4秒前で予定通りメインエンジンを停止しシミュレーションは終了しました。
同5月5日午前0時15分(同5月4日午前11時15分)から、クルーはディカバリー号から脱出し、スライドワイヤーのバスケットに乗り込むまでの脱出訓練を行いました。

*1 オレンジスーツ:打上げ/帰還時に着る船内用の与圧服、サバイバルスーツとしての機能を持つ。
*2 アストロバン:打上げ当日にクルーが射場に向かう際に乗用するバン。

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写真提供:NASA
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