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STS-114 NASAステータスレポート #25

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米国中部夏時間2005年8月7日午後0時00分
日本時間2005年8月8日午前2時0分
ステータスレポート: STS-114-25

ディスカバリー号のクルーはスペースシャトルで最後の夜を過ごしています。スペースシャトルは、535万マイル(約861万キロメートル)の宇宙の旅を終え、 8日の早朝にフロリダ州のNASAケネディ宇宙センターへ着陸する予定です。

米国中部夏時間8月8日午前3時47分(日本時間同日午後5時47分)の着陸に備えて、コマンダーのアイリーン・コリンズ、パイロットのジェームス・ケリー、およびミッション・スペシャリストのスティーブン・ロビンソンは、ディスカバリー号の3台の油圧システムのひとつを動かして、飛行制御用の動翼と姿勢制御用の小型エンジンのすべての動作確認をしました。 残りのクルーのアンドリュー・トーマス、野口宇宙飛行士、ウェンディー・ローレンス、チャールズ・カマーダは、荷物とハードウェアの梱包を終えました。 7人のクルーは今朝早くにCBS、CNN、 FOX(フォックス) 、NBC、およびABCのリポーターと今回のミッションと帰還について話をしました。

ディスカバリー号 が、8月8日に ケネディ宇宙センターへ着陸する機会は、2回あります。 1回目の機会は、同午前2時40分(同午後4時40分)に軌道制御システム(Orbital Maneuvering System: OMS)による3分7秒間の軌道離脱噴射を行って、同午前3時47分(同午後5時47分)に着陸します。

天候の影響でこの最初の着陸機会が妨げられた場合は、2回目の着陸機会として、同午前4時15分(同午後6時15分)に軌道離脱噴射を行って、同午前5時22分(同午後7時22分)に着陸する予定です。今回のフロリダ州への帰還は、15回目の夜間着陸となり、またスペースシャトル計画全体としては、20回目の夜間着陸となります。

天気予報よれば、長さ3マイル(約5キロメートル)の滑走路付近は、 降雨の可能性が少しあり、軽い風が風向きを変えながら吹く程度であり、ほぼ良好であると予想されています。代替着陸地であるカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地は8月8日は使用されません 。

国際宇宙ステーション(ISS)では、 地上のフライトコントローラにより、ISSのコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscopes: CMG)の1基が姿勢制御に追加され、4基全てが機能するようになりました。コマンダーのセルゲイ・クリカレフとNASAサイエンス・オフィサーのジョン・フィリップスは軽い任務で1日を終えました。ISSは2002年6月以来初めて、1基600ポンド(約272キログラム)ある4つすべてのCMGが動作するようになりました。 野口宇宙飛行士とロビンソンは、船外活動で1基のCMGを交換するとともに、もう1基のCMGへの電力供給を復旧させました 。

次回のSTS-114ミッションステータスレポートは8月7日遅く、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/returntoflight/news/STS-114-25.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年8月8日

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