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STS-114 NASAステータスレポート #18

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米国中部夏時間2005年8月3日午後11時00分
日本時間2005年8月4日午後1時00分
ステータスレポート: STS-114-18

今回のミッションで3回目となる船外活動の支援が行われるなど、様々な作業に満ちた忙しい1日が終わり、スペースシャトル「ディスカバリー号」の宇宙での10日目は、移送作業や特別イベント、自由時間などの簡単な作業予定の1日になります。

7人のスペースシャトルクルーは、米国中部夏時間8月3日午後10時09分(日本時間8月4日午後0時09分)に、ジョージ・ストレイトの有名なカントリーソング「Amarillo by Morning」で起床しました。国際宇宙ステーション(ISS)の第11次長期滞在クルーのセルゲイ・クリカレフとジョン・フィリップスはそれより30分遅く起床しました。

午前中は、コマンダーのアイリーン・コリンズとミッション・スペシャリストのスティーブン・ロビンソン、チャールズ・カマーダへの軌道上インタビューが行われる予定です。ISSの他の場所では、パイロットのジェームス・ケリーとミッション・スペシャリストのウェンディー・ローレンスが、モービル・ベース・システム(MBS)から「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を放し、多目的補給モジュール(Multi Purpose Logistic Module: MPLM)を把持するロボットアーム作業を行う予定です。これはMPLMをディスカバリー号のペイロード・ベイ(貨物室)に戻すための準備作業です。

この日の半ばとなる、同8月4日午前4時19分(同8月4日午後6時19分)頃には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一宇宙飛行士とコリンズが、日本の小泉純一郎首相、中山成彬文部科学大臣との特別なテレビ会見を行う予定です。JAXAの毛利衛宇宙飛行士、そして日本の学生や一般人も数人も参加する予定です。

その後、ロビンソン、カマーダ、野口宇宙飛行士はスペースシャトルのMPLMとISSへの機材と補給品の収納を続ける予定です。全クルーが作業を中止して参加する特別な夕食会の前に、フィリップスとクリカレフはこの収納作業を手伝う予定です。

その約1時間後、同8月4日午前7時4分(同8月4日午後9時4分)に両方のクルーは、STS-107のコロンビア号クルーに追悼の意を表する飛行中の記念イベントを予定しています。これはNASAテレビで放送される予定です。その日の残りは、ミッションの残りの数日に備えて、スペースシャトルのクルーは自由時間が与えられます。

フィリップスとクリカレフは、地上のコントローラとの定例の計画調整会議で1日を終える前に、MPLMの取り外しに備えて、約2時間かけて共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)の設定を変更する作業を行う予定です。

次回の STS-114ミッションステータスレポートは8月4日午後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/returntoflight/news/STS-114-18.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年8月5日

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