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STS-114 NASAステータスレポート #10

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米国中部夏時間2005年7月30日午後11時45分
日本時間2005年7月31日午後1時45分
ステータスレポート: STS-114-10

7月30日、スペースシャトル「ディスカバリー号」は飛行6日目を開始し、国際宇宙ステーション(ISS)へ水と物資の移送がさらに続けられます。また、同日、ミッションマネージャは公式に、STS-114ミッションのISSとのドッキング期間をもう1日延長することを明らかにしました。

スペースシャトルがISSを離れる前に、それぞれ10ガロン(約38リットル)以上の水を入れられる折りたたみ式容器17個に加えて、さらに2個が運搬リストに追加される予定です。これにより、利用可能な水の量を十分に増やす予定です。

ISSプログラムマネージャのウィリアム・ガーステンマイヤーは30日の記者会見で、このディスカバリー号の訪問によって物資の追加補給が行われ、ISSの消耗品の状況はかなり改善し、ISSプログラムとしては非常に満足していると述べました。

ミッションマネージャのウエイン・へイルは30日、3回目の船外活動の後に1日がクルーのスケジュールに追加されると述べました。

またへイルは、ディスカバリー号の耐熱タイルと断熱ブランケットは、確認の結果、再突入には問題は無いことが明らかになったと述べました。強化炭素複合材(Reinforced Carbon- Carbon: RCC)と2箇所の表面から突き出ているタイル間の詰め物(gap fillers)の分析は現在も続けられています。

31日にクルーは、8月1日に実施する予定の2回目の船外活動の準備を行う予定です。そして、ミッション・スペシャリストのスティーブン・ロビンソンと野口聡一(JAXA)の2回目の船外活動の準備のため、ディスカバリー号の船内圧力は、10.2 psi(約0.7気圧)に下げられる予定です。

スペースシャトルとISSのクルーは、地上からの2回のインタビューに応じる予定です。 スペースシャトル・コマンダーのアイリーン・コリンズ、パイロットのジェームス・ケリー、およびミッション・スペシャリストのチャールズ・カマーダは、米国中部夏時間午前5時49分(日本時間同日午後7時49分)にABC ニュース、フォックス・ニュース、およびNBC「Meet the Press」の番組に出演する予定です。 コリンズ、ロビンソン、野口宇宙飛行士、およびNASAの ISSサイエンスオフィサーのジョン・フィリップスは米国夏時間午前7時39分(日本時間同日午後9時39分)にCBS ニュース、CNN、およびディスカバリーチャンネルの番組に出演する予定です。

ディスカバリー号のクルーは、米国中部夏時間7月30日午後11時11分(日本時間7月31日午後1時11分)に、ミッション・スペシャリストのウェンディー・ローレンスのためにかけられたクレア・リンチの「I'm Goin' Up」という曲で起床しました。またISSのクルーも、ほぼ同時間にISSの目覚ましで起床しました。

ディスカバリー号とISSのクルーは、米国中部夏時間7月31日午後2時9分頃(日本時間8月1日午前4時9分頃)に就寝する予定です。

次回のSTS-114ミッションステータスレポートは7月31日午後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/returntoflight/news/STS-114-10.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年8月1日

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